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先日、品川で友人達と待合せ迄の空き時間で、スーパーマーケットを覗いてみました。
美味しそうな食材が並ぶコーナーをひと通り見て、お酒売り場にたどり着きました。
ワインバーも併設されている結構大きなお酒売り場で、
たくさんのワインが国別に陳列されていました。
スペインワインのコーナーを、見ていたら「ピンク色の可愛いラベル」のワインを見つけました。
「カミンス・デル・プリオラート」というワイン、刺繍のお花がラベルにプリント
ピンク色のお花の刺繍がプリントされたラベルのワインは、「カミンス・デル・プリオラート」というワイン。
ゴージャスなデザイン、金色を使うラベルが多いなと感じるスペインワインラベルの中で、
可憐で繊細で、モダンなイメージ、女性生産者かなという印象をラベルから受けました。
スタッフの方に「何かお探しですか?」と声をかけられて、
「このワインは美味しいですか?」というようなことを聞いてしまいました。
「カミンス・デル・プリオラート」とは
スタッフの説明をまとめてみると、このワインは、
- プリオラートという土地で造られた。
アルバロ・パラシオスとは
- リオハ(スペインの別の生産地)で代々ワイナリーをやっている家出身の人。リオハでもワイナリーを持っている。
- 「プリオラート4人組」と呼ばれている有名生産者の一人
- プリオラートの地をワイン造りに良いのでは、と1980年代後半に見出して、素晴らしいワインを造ってプリオラートを有名にした筆頭者。
早速、ワールド アトラス オブ ワイン 8th Editionでプリオラトを探してみた
プリオラートは、バルセロナの南西に位置します。
ワールド アトラス オブ ワインでのプリオラートの記事は1ページ分ありました。村の地図も載っています。
この土地は
カトリックの修道士達が12世紀にその場所に小修道院(priory)を建て‥‥
ブドウはその時植えられた…との説明が続きます。
まとめると、
- なぜここのワインが特別なのかというと地形や気候によるようです。
- 北西にMontsant(モンサント)山脈がある→おそらく畑は急斜面で南向きに
- Llicorella(リコレリャ)というダークブラウンのスレート(粘板岩が伴う)の土壌
- 年間雨量が少ない 等で
→痩せた土地→ブドウの収量が少ない→凝縮感のあるワイン
- アルバロ・パラシャスのL'Ermitaというブドウ畑が有名。
- ブドウ品種はガルナッチャとカリニャンが以前から広く植えられている。
地図でアルバロ・パラシャスのL'Ermitaを探すと、プリオラート村の中心から南西寄りに見つけました。L'Ermitaの畑はガルナッチャが植えられているようです。
彼の「カミンス デル プリオラート」のブドウもその近郊で栽培されたと想像できます。ガルナッチャ主体のワインです。
ポケットワインブック(2020年版)にはPriotatoは星が2〜4個ついていた
Priotatoでは良質のワインが造られていることは確かです。
いくつかのワインはスペイン最良のワインとも書かれています。
「カミンス・デル・プリオラート」はそこのスーパーでは3,000円代(税込)でした。
コストパフォーマンスの高いワインでした。
辛口フルボディ、黒系ベリーの香り
好きなワインでした。
下記の2冊は手元において置きたいワインの本です。ワインを知る楽しみが広がります。参照してみてくださいね。
Amazonで現在ベストセラーのようです。私もアマゾンで買いました。英語版です。英語版の方が安価で、英語の勉強によいですよ。
「ワールド・アトラス・オブ・ワイン」
「ポケットワインブック」2024年版が出ています。
「カミンス デル プリオラート」以外での美味しいプリオラート産ワイン
大手のトーレス社の「サルモス (SALMOS) / 赤ワイン 750ml」がおすすめです。
品種:カリニャン ガルナッチャ シラー
力強い赤ワインが飲みたい時に。
エノテカで買えます。
参照してみてね。