このドイツワインの名前は
「マルターディンガー シュペートブルグンダー」
おすすめな方は
- ピノ・ノワールが好き(赤い果実香)
- よく焼いたトーストの香りが好き
- 中くらいからやや軽口のワインが飲みたい(ミディアムからミディアムライトボディ)
私のドイツワインのイメージ
- 白ワイン
- フルート型ボトル
- 甘口
- 「マドンナ」
かつて流行ったドイツの白ワイン「マドンナ」とは
年代によっては、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
バブルの頃、1990年前後に、有楽町の焼き鳥屋さんでよく飲みました。
このワインは当時、スーパーでも売ってました。
歌手のマドンナと同じ名前なので、覚えやすいワインでした。
今ではコンビニでいろいろなワインを買えますが、
約30年前に、いちブランドのワインが、スーパーやチェーン店の焼鳥屋さんにおいてあるとはすごいことでした。
大量生産の力。
そういう点で、ドイツワインはすごいな、と私は思ってました。
ドイツワインについて最近知ったこと。
- 1990年ごろ迄は白ワインが全体の9割を占めてました。圧倒的に白ワイン。
- この20〜30年で、黒ぶどうが栽培の3分の1を超えるまでになりました。
黒ブドウの栽培が増えた理由
- 地球温暖化の影響で、ドイツは黒ブドウが育つようになりました。
- 赤ワインが世界的に飲まれるようになってきたので、黒ブドウを栽培するようになりました。
今回飲んだドイツの赤ワインの基本情報と感想
基本情報
フランスのアルザス地方に近い、バーデンというドイツの中でも暖かな地域で造られたワインです。
【銘柄名】マルターディンガー シュペートブルグンダー
【品種】 シュペートブルグンダー 100%
ピノ・ノワール100%
シュペートブルグンダーはドイツでのピノ・ノワールの呼び方です。
【収穫年】 2016年
【アルコール分】12・5% そんなに高くありません。
【生産者】ベルンハルト・フーパー
この生産者ベルンハルト・フーパーについて
世界最高峰のピノ・ノワールの造り手とも言われているそうです。
このワインはこの造り手さんの中で一番下の格のワイン。
一番格下でも私には美味しい。
価格は税込5,000円超でした。
この生産者さんはヘビートーストの香り、少し焦げた香りが得意のようです。
このワインにもその香りがします。
ピノ・ノワールの赤い果実の香りに香ばしいトースト香が付いていて、なんとも香りが良い香り。
【香りの特徴】赤系果実、紅茶、香ばしい焦げた香り
【酸味】は強めです。
【タンニン】あまり感じません
【アルコール分】12.5%で、控えめです。
ミディアムライトボティ
ボトル裏に記載のトロッケンとは 辛口のこと。
意外だったのはドイツワインは辛口が多い
ドイツワインは甘口か中甘口しか飲んだことがありませんでしたが、
今は、生産量の3分の2が辛口で、辛口がメインなんだそうです。
このワインは瓶熟成も可能なワインです。
買って、家で寝かしておくともっと美味しく飲めそうです。