先日「ゲヴュルツトラミネール 」という白ワインを初めて飲みました。
今まで、存在さえ知りませんでした。
今まで飲んだことがある白ワインと違う
ワイン初心者がよく飲む白ワインは、
「スッキリ爽やか、リンゴとか洋梨とか、時には白桃の香りとか。
それに樽香があったり、なかったり。
樽香があればコクがあっておいしい、なければスッキリでおいしい。」
といった白です。
このワインは開栓した途端に、ものすごい華やかな香り。
爆発的な香りとも表現されています。
私にとって、このワインの印象は、ライチの香り。
開栓して飲みはじめると、ブドウで造られたということを忘れてしまい、ライチの実で造ったワイン?、と錯覚してしまいます。
ゲヴュルツトラミネール とは
主にフランスアルザスの地方や、ドイツで栽培されている。
他の国でも栽培されていますが、アルザス産とドイツ産が有名です。
白ブドウですが、ブドウの皮はピンク色。
出来上がったワインも少しベージュっぽいです。
香りの特徴は華やか
ライチ、バラ、グレープフルーツの香り。
「ヒュージョンソンのポケットブック」では、上述の香りに加えて「フェイスクリーム」の香りという表現がありました。
ヨーロッパの「フェイスクリーム」の香りが、どのような香りかわからないので、なんともいえません。
ワインで、「フェイスクリーム」という表現は、全く馴染みがないです。
ヨーロッパの人にとっては良い香り、
もしかしてバラの香り?香水のようなビャクダンの香り?なのかもしれません。
ゲビュルツとはドイツ語でスパイスのことだそうです。
初めて飲んだ時、料理に合うのかしら?と思いました。
このワインの味わい
酸味はそんなに強くありません。
辛口と書いてありますが、なんとなく甘く感じます。
あまりに香りが強くて、どんな食事に合うのか?
そもそも食事と合わせるワインなのかしら、と思いました。
ある食事会で、主催者が、デザートのチーズケーキとゲヴュルツトラミネール を合わせていました。
- 濃厚なチーズケーキ
- 濃厚なベリーソース
- ストロベリー
- 生クリーム
- ミントの葉
- ゲヴュルツトラミネール
ぴったりですし、相乗効果、ワインの美味しさが増していました。
この華やかな香りのワインは、パクチーを使ったタイ料理にも合わせられるそうです。
私はまだ試していません。
チーズケーキとのマリアージュ、試していただきたい美味しさです。
【美味しかったゲヴュルツトラミネール】
ライチ、マスカット、白バラ、コリアンダーの香り
中辛口ですが、甘く感じました。