毎年3月に、高島屋デパートの東京 日本橋店で開催される「大近江展」
新型肺炎の影響で、2020年は急遽中止になってしまいました。
このご時勢なので仕方がないことですが、企画・準備されたデパートや出店者の担当の方は残念と思われていることと思います。
この催し物に、毎年藤居本家という滋賀県の日本酒の酒蔵さんが出店されています。
藤居本家とは
琵琶湖の近くにある日本酒の蔵元
酒蔵見学ができます。
【場所】
〒529-1303
【電話】:0749-42-2080
【営業日】は年中無休
【営業時間】通常は9時〜18時(年末年始要確認)
酒蔵見学は無料 要予約です
「酒蔵見学ツアー」で藤居本家の酒蔵を訪れたことがあります。
琵琶湖旅行時に訪れました。
宿泊先の無料ツアーに参加、バスで訪問しました。
酒蔵見学は初めてです。
酒蔵は歴史的建造物。必見です。
建物は3つに分かれていました。
- 駐車場と小洒落た古風な建物のトイレ
- 試飲ができる店舗 その2階はイベントスペースになっています。
- 酒蔵
樹齢700年のケヤキの大柱は必見です。
駐車場からは酒蔵のあるところへ徒歩1〜2分で移動。
見学用の酒蔵です。
見学させてくれる酒蔵は、以前酒造りをしていたところで、
NHKの連続テレビ小説「甘辛しゃん」や、ドラマのロケで使われたところです。
実際のお酒を造っている酒蔵は少し離れたところにあります。
見学用の酒蔵に入ると独特の香りがします。
これが麹の匂い。各家独特の麹の香りがあるそうです。
建物の中に井戸水が引かれています。お水の試飲をさせてくれました。
酒蔵の屋根近くの壁は、空間が空いていて自然の風が入ってくるように設計されています。
山から琵琶湖に向かって吹く風を自然に取り込める建築になっています。
真夏でも風が入って涼しいそうです。
近くを小さな川が流れ、
神社が近くにあり、
緑に囲まれたのどかな地域の中の酒蔵です。
自然の風も入り、酒造りの立地には最適なところです。
見学コースの最後に、店舗で試飲ができます。
あっさりめのお酒から濃いめのお酒まで順番に試飲できます。
ここの古酒がとても気に入ってしまいました。
何年か寝かせたこはく色のお酒です。
最初300mlの瓶を購入し、美味しかったのでその後は
通販で720ml瓶をリピートしています。
旭日『秘蔵 7年古酒』純米原酒300ml
アルコール度数 18度
原料米 玉栄(滋賀県産米)
オススメの飲み方 常温
普通の日本酒にはない、コクのある味です。
日本酒の感覚ではないです。
ウイスキーとかブランデー、紹興酒を飲むような感覚で味わうお酒です。
そのまま常温で、ワイングラスで。
一度飲むとクセになる美味しさです。
ワインよりアルコール度数が高いので飲みすぎに要注意です。
商品説明には、
『長時間貯蔵を考えて特別に醸造した純米酒を、土蔵造りの酒蔵で、ひんやり、静かに熟成させました。』とあります。
バニラアイスクリームにかけるのもオススメのようです。
日本酒の古酒が気に入ったので、
日本酒専門の酒屋さんや、デパートのお酒売り場、数ヶ所に古酒の取り扱いがあるかどうかきいた事があります。
取り扱いはありませんでした。
藤居本家の古酒は特別だと思います。
ここの梅酒「琵琶の舞」美味しいです。
日本酒で作った梅酒だそうです。
梅酒は今まで何のお酒で作られているか気にしたことはありませんでした。
こちらの梅酒の原材料は
- グラニュー糖
- 地元の南高梅
純粋な材料で造られています。しかも酸味料、香料無添加
梅の味がコクて、甘くて、香りも豊かな梅酒。
そのままでも、ミネラルウォーターで薄めても、炭酸で割っても美味しい。
私はストレートで飲むのが好きです。
アルコール度数は10度
1本1,100円(300ml)です。
酒蔵はまだ藤居本家しか訪問したことがありません。
宿泊先ホテル主催のツアーでたまたま連れて行ってもらいましたが、このような企画に参加できてとてもラッキーでした。
実際、酒蔵に足を運んで、お酒ができる環境を目で見て、造り手さんの説明を聞くことはとても面白いなと思いました。
長野県や新潟県のワイン醸造所巡りも行きたいですが、暖かくなったら日本酒酒蔵めぐりを計画していきたいと思います。
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