スペインのコンティノ・リゼルバというリオハワインを飲みました。
リオハはスペインの北部に位置します。
【銘柄名】 コンティノ・レゼルバ
【使われているブドウ品種】
テンプラニーリョ
グラシアーノ
マスエロ
ガルナッチャ
【収穫年】2014年
【価格】楽天では5,000円ちょっと(税込・送料は別途)
【アルコール】 13.5%
【ボディ】フルボディ
リオハワインとは
リオハはスペインの赤ワイン銘醸地です。
スペインで一番有名と言ってもいいです。
スペインの北部にエブロ川という川があり、その流域で造られます。
スペインはとても暑くて乾燥していますが、リオハは川の近くだからか、
そんなに暑すぎずに、降雨もあります。
そんなに暑くないからアルコールも13.5%ぐらいのやわらかいワインが出来上がります。
リオハの赤ワインは、テンプラニーリョ主体で、
ガルナッチャ・ティンタ、マスエロ、グラシアノというブドウ品種以外は使ってはいけないそうです。
「コンティノ・レゼルバ」がオススメな方は
樽香が強いので樽の香りのワインが好きな方。
濃すぎない赤ワインが好きな方。
酸っぱくない赤ワインが好きな方。
レゼルバとは
レゼルバ(RESERVA)とかグランレゼルバGRAN RESERVA)とラベルに書いていあるのを見かけます。
スペインワインの熟成の規定です。
赤ワインのレゼルバは 樽で1年、瓶で2年 計3年熟成
赤ワインのグランレゼルバは、樽で1年半、瓶で3年半 計5年熟成です。
リオハワインに関してはリオハの規定があります。
リオハワインのレゼルバは、3年熟成。
うち、最低1年はオーク樽で熟成、最低6ヶ月は瓶熟成という決まりがあります。
コンティノ・レゼルバのお味は
- 最低1年はオーク樽で熟成されているので、樽香がしっかり
樽香特有のバニラのいい香りがします。
- フルーツに例えると、赤い果実、黒い果実の両方の香り。
ちょっとドライフルーツの香りもします。
- 酸っぱくないです。
- 渋みはあります。
色の割に濃すぎない、フレンチオーク樽由来のバニラ香がするリオハワイン。
これはモダンスタイルと呼ぶそうです。
リオハの赤ワインは、以前はアメリカンオーク樽で長期熟成する伝統的スタイルが多かったですが、今はモダンスタイルが多くなっています。
ワインボトルラベル裏を見ると、ブドウが造られる土壌は「沖積層、石灰質土壌」。
豊かな香りのワイン、骨格のあるワイン造りに土壌は影響するようです。
スペインのワイン
スペインは世界のワイン生産国第3位。
1位、2位はイタリアとフランスで競っています。
テンプラニーリョはスペインで生産量第1位のブドウです。
スペインの太陽をいっぱい浴びて、ポリフェノールがたっぷり入っていそうですね。