MARCHESI DI BAROLO(マルケージ ディ バローロ)というワイナリーのワインを飲みました。
てっきりあの有名なバローロ?かと思いましたが、価格は3,000円(税込)ぐらい
ワインの王とか王のワインと呼ばれるバローロがそんなに安く買えるわけないですよね。
ピエモンテ州 D.O.C.LANGHE(ランゲ)の赤ワインです。
D.O.C.LANGHEのD.O.C.とは、直訳すると統制原産地呼称
地域とか、地区、区画、畑につけられた格です。
北イタリア ピエモンテ州とは、
9割がD.O.Cワイン。高級ワインを生産しています。
「バローロ」がワインの王なら、「バルバレスコ」はワインの女王と呼ばれているそうです。
この2つの産地は、白トリュフで有名なアルバの町を挟んで位置しています。
ランゲは、アルバの町の南。「バローロ」にも近い地域です。
ネッビオーロが飲みたくてワインを買いました。
「バローロ」と「バルバレスコ」は黒ブドウのネッビオーロから造られています。
この「ランゲ」もネッビオーロのワイン。
表と裏のラベル両方にNEBBIOLOと書かれています。
ブドウの品種を書いてくれていてわかりやすいです。
このネッビオーロのワインの味わいは
色調は思ったより明るくて、オレンジがかった赤。
香りは黒系フルーツ。ベリー、プルーンやドライフルーツの香り。
酸味しっかり、渋みはそんなに強く感じない。酸と渋みのバランスがいいからかもしれません。
意外なのはピノ・ノワールに味わいが似ていました。
ピノ・ノワールと違う点は、ランゲ ネッビオーロは渋みがより強い、黒系フルーツの香り。
ワイン初心者の私は、ブラインドで、このネッビオーロとピノ・ノワールを比べて飲んだらわからないと思います。
ワイン初心者は、黒系フルーツの香りだと、ワインの色も濃いと思ってしまいます。
でもこのワインの色は明るいです。
ネッビオーロって、濃いのではなかったっけ?
お値段にもよるのかもしれません。
重くなく、味がしっかりしている3,000円以内のお値打ちワインです。
私は美味しいと思いました。
食べたかった麻婆豆腐。ネッビオーロに合わせます。
邪道と思われるかもしれませんが、
麻婆豆腐とネッビオーロ合いますね。
ネッビオーロの酸味、ドライフルーツの香りが、麻婆豆腐の山椒やスパイシーさと合うし、辛さをやわらげてくれます。ワインも麻婆豆腐もすすみます。
この麻婆豆腐は旨味も辛さもある。久々のヒットです。
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