今でも一番好きな白ワインがシャルドネです。
世界中で作られていて、ワインショップを始め、スーパーやコンビニでもどこでも買える白ワインです。
作られる国、産地、醸造方法によっては、全く別物の味に変化する面白い品種です。
フランスのブルゴーニュのシャルドネばかり飲んでいたときに、アメリカの樽香がきいたシャルドネを飲んでびっくり。色も濃いし、これもシャルドネなの?と軽い衝撃を受けました。
と言うわけで、今回は3カ国のシャルドネを飲み比べです。
結論としてやっぱり「シャルドネ」が好き!フランスも、オーストラリアも、アメリカ産も美味しい!
シャルドネのイメージとは:私がよく飲むシャルドネは
色が淡くて、香りは柑橘類、りんご、ミネラル感がある辛口
以前は、フランス産以外のシャルドネは考えたことがなかったです。
フランス産
今回開けたブルゴーニュのシャルドネ(左)は、コート・ド・ボーヌ産のもの。
色は3つのうちでいちばん淡いですが、意外と色が濃かったです。
いつも飲んでいたシャブリと比べたらコクがあって、やさしい酸味です。樽香があります。柑橘系の香りではなくて、りんごや熟した洋梨のような香り。おいしいです。
カマンベールチーズをつまみたくなるワインです。
オーストラリア産
樽香がきいています。
最初に飲んだフランス産と比べると、全体的に色が濃くて、香りもしっかり。色に比例して熟成したフルーツの香りがします。白桃、黄桃のような。あと樽の香ばしい香りも。トーストとかヴァニラと表現するようです。フルーツ感満載!おいしいです!
アメリカ産
色濃いですよね。
すごく甘く感じます。樽香がすごくきいていて、アルコールが13.5%。(3つのうちでアルコールは一番高いです。)
見た目の色に比例して、香りは白桃、黄桃っぽい。そして樽の甘い香りが強いです。
これもおいしい!こってりだけど、シャルドネだからすっきり感もあるし、このワインも美味しいです。
個性が楽しいシャルドネ
シャルドネは、一般的に「ニュートラル」な香りと言われるワインです。
「ニュートラル」だから、生産者さんの特徴をつけやすいのでしょうか。
こんなに変わるものなのかと、不思議に思いながら飲みました。
ワインの勉強を続けていれば、いずれわかるかもしれません。
どの国のシャルドネも美味しかったです。
樽香がきいたシャルドネは、香りも味もこってり。満足感があります。
でもどれが一番好きかと聞かれれば、
私はやっぱりフランス ブルゴーニュ産。
初めて飲んだフランスのシャルドネの印象は忘れがたいです。