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ノン・ドザージュのクレマン・ド・ロワールを、家飲みで色々な料理と合わせました。
元ボランジェの醸造家シャトー・ド・ロレの手がける泡「クレマン・ド・ロワール BRUT ZERO」です。

BRUT ZERO

先日、ワイン通販のフィラディスで購入した補糖違いの3本セットの中の1本です。

ノン・ドザージュ スパークリングワイン
仕上げにドザージュ(甘さ)を一切加えていないスパークリングワインは、最近の流行りのようです。
ドザージュとは補糖のこと。シャンパーニュに使われる伝統的製法「瓶内二次発酵」の製造工程の澱抜き後に行われる甘み調整です。
手間をかけた畑で大事に育てたブドウ、そのブドウのそのものが良いから、
ノンドザージュで、ブドウの魅力を味わってほしいという作り手の気持ちが伝わってきます。
甘さを一切加えていないので、キリッとした後味。これが魅力。辛口が好きな方は好き。
私は、以前、ドザージュが多い中甘口(残糖40g/L)のシャンパーニュを飲んだことがあって、甘くて、フルーティで、すごく気に入りました。
だからスパークリングワインの中甘口〜甘口は大好きなのですが、ドザージュ 0g は、これはこれで美味しいものだと思いました。今後買うとしたら、ドザージュ無しを選ぶかもしれません。
このクレマンは、ブドウのフルーティさやミネラル感が際立っていて、夏にはぴったりだと思いました。
どれぐらいの残糖のスパークリングが美味しく感じるかは、もう好みだと思います。

ホテルオークラのオードブルを再ペアリング
ホテルオークラのオードブルでBRUT ZEROを飲んでみました。
これは前日にBRUT Lとペアリングしたオードブルです。
4種のオードブルx3個 計12食は3人前のセット。
2人で食べた後に、もう1人分(4個)残しておいて、BRUT ZEROを開けて味わってみました。
正直なところ、
このホテルオークラのオードブルと、
残糖8gの「BRUT L」と残糖0gの「BRUT ZERO」を飲み比べてみても、どちらも同じぐらい美味しかったです。



BRUT ZEROの感想
BRUT ZEROの色調や泡立ちなどの見た目は、ドザージュ8gのBRUT Lのクレマンと全く変わらないです。
ただ、香りは、よりピュアなフルーツの香りに感じます。BRUT Lは、シュナンブランとカベルネフランのブレンドです。黒ブドウの深みや複雑さが感じられました。

BRUT ZEROは、シュナンブラン100%。
りんごの蜜の部分や柑橘のフルーツの香りをピュアに感じます。
味わいも、香りを裏切らず、シュナンブランのフルーティさ、コクやまろやかさといったいいところが、
シュワシュワの泡と共に味わえます。
そして、キレがいいです。
超辛口。
フルーティながらも、ミネラル感があって、さっぱりしています。
ミネラル感を、「石を舐めたよう」と表現されるのを聞いたことがありますが、まさにひんやりした大理石を舐めた後の感覚はこんな感じなのかなと想像できます。
特に油分の多い料理や、寿司では、口中が、さっぱりして、次の料理をどんどん楽しめそうです。
ホテルオークラのオードブル&BRUT ZEROとの感想
BRUT ZEROと、BRUT Lをホテルオークラのオードブルで飲み比べると、強いて言えば、
BRUT ZEROでは「サーモンとクリームチーズ」がより美味しく感じました。


そして、サーモンの下にあるクリームチーズも相性バッチリでした。
サーモンとレモンの香りが付いていて美味。
すごく「ノンドザージュ超辛口のBRUT ZERO」に合っていたと思います。

そして、この日も、ローストビーフの上に乗っていた黒トリュフのスライスを大事に味わって食べます。

握り寿司とBRUT ZERO
超辛口のクレマンは絶対お寿司と試したいと思い、握り寿司を買ってきました。

いつもなら、絶対マグロから食べますが、
今回は、BRUT ZEROを効果的に味わうために、どのネタから食べようか、迷います。

白身の魚からかな。
真鯛のネタを最初に食べることにしました。

醤油を乗せて、
『これ絶対合う』とは思っていましたが、美味しい!
クレマンのミネラル感が鯛のお寿司にマッチします。

この後、貝、イカ、海老など白っぽい色のネタから食べていき、
最後はマグロとも美味しくいただきました。
合います!
いくらやマグロはどちらかというと、ロゼやピノ・ノワールを合わせたくなりますが、
赤身のお刺身もいくらの軍艦巻きも、シュナンブラン100%のクレマンととても合いました。
このお寿司は1,500円ぐらいのもの。
高級ネタは入っていませんが、十分美味しくいただけました。
クレマンはシャンパーニュと比べたらお手頃価格だから、クレマンと握り寿司の家飲みは、またやりたいです。

BRUT ZEROとダコワーズ
この日のおやつは、ダコワーズ。
コーヒーや紅茶もいいけれど、私はやっぱりスパークリングワインと合わせたくなります。

ダコワーズはアーモンドの風味の焼き菓子。
お店によってレシピは違うけれど、基本、メレンゲ(卵白)、砂糖、アーモンドプードル、小麦粉から作られる軽い食感の焼き菓子です。
中にはアーモンドクリームが挟まっています。
軽い食感、アーモンド風味が、クレマンにマッチ!こういうオヤツタイムいいなと思います。

カルボナーラとBRUT ZERO
カルボナーラスパゲッティを、BRUT ZEROで美味しく頂きました。
もしかしたら、ドザージュ8gのBRUT Lでも美味しくいただけると思いますが、
カルボナーラソースに粗挽きブラックペッパーと粉チーズもかけて、より濃厚にしたソースはBRUT ZEROでより美味しく味わえました。
ブラックペッパーとクレマンが意外と合いますし、超辛口が、口中のクリームをさっと流してくれて、次の一口が進みます。



クレマンもカルボナーラもすごく進みます。

開けて3日目のクレマン・ド・ロワールは、流石に泡が抜けてきました。
シャンパーニュと同じ製法「瓶内二次発酵」で、ガス圧もシャンパーニュ並みとのことですが、使用している栓での保存方法もあるかもしれませんが、
開栓3日後は、シャンパーニュの方が泡が続く気がします。
でもこれもいいものです。
微発報でも、シュナンブランのフルーティさや爽やかさは変わりません。
スティルワインとは違う、酸味の爽やかさ、熟成感や、フルーティな美味しさは続きます。
最後はクラムチャウダーと合わせました。
あさりのクラウチャウダーとBRUT ZERO
このクラムチャウダーは大きめにカットされた男爵芋、あさり、玉ねぎ、マッシュルームなどを、牛乳、バター、生クリームで煮込んだレトルトスープ。
パンを添えたり、ショートパスタを入れても美味。
あさりの旨みが詰まったクリーミーな食べるスープの飲み物として、このクレマンは重宝しました。

軽く食べたいな、食欲がないなという時に、
ジャガイモやあさりなどの具がゴロゴロ入っているクリーミーな食べるスープをクレマンと共にとれば気持ちが上がります。
あさりの旨み、野菜の旨みと、シュナンブランの旨みとミネラル感がマッチ。相乗効果が楽しめます!

まとめ
ノン・ドザージュのクレマン・ド・ロワール BRUT ZEROの家飲みペアリングをご紹介しました。
超辛口、補糖なしのスパークリングワインは、シュナンブランの魅力が最大限発揮されているなと思いました。
BRUT ZEROは、補糖違いで購入した「クレマン・ド・ロワール 」3本セットの2本目ですが、その前に飲んだBRUT Lとは、どちらも甲乙つけ難いものです。
補糖の有無、どれを選ぶかはもうお好みです。
このセットは、元ボランジェの醸造家「シャトー・ド・ロレ」が手がける泡3本。
ご自分の好みを知ることができる、面白いセットだと思います。
合わせる料理は洋でも和でも汎用性が高いです。
ワイン通販フィラディスで購入できます。
詳細はこちらからどうぞ→「Firadis WINE CLUB」